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トラブルシューティング
トラブルシューティング(インク編)
目詰り
- インキが版上で乾燥する
- 速・標準・遅乾溶剤を使い分け、インキの乾燥状態をコントロールする。
- 版の目詰り
- インキ粘度の確認。版を洗浄する。
- インキ中に粗粒子がある。
- 粗いメッシュのスクリーンで製版。
接着不良
- 印刷素材が原因の場合
- 素材の確認。前処理を充分に行う。
- 印刷素材とインキの適合性
- 予備テストで確認する。
- 溶剤の誤使用
- 専用溶剤を使用する。
ブロッキング
- インキの乾燥不足
- 速乾溶剤の使用。乾燥時間を充分にとる。
インキの着肉層を薄くする。
- インキ組成が原因の場合
- 別のインキを使用する。
ブロッキング防止剤の塗布。温度・湿度を下げる。
圧がかからない様積み重ね量を少なくする。
ピンホール
- 版が原因の場合
- 版上のゴミ・ホコリの除去、洗浄。
- 印刷材料面の汚れ
- 印刷直前にアルコール類で前処理。
- インキ中の気泡
- インキ撹拌後、充分に脱泡する。インキの粘度を上げる。消泡剤を入れる。
- インキの粘度が高い
- 希釈溶剤で粘度調整を行う。
にじみ(ビレ)
- インキの粘度が低い
- 粘度調整剤(増粘剤)を使用する。
- 印圧が強すぎる
- スキージ硬度を変える。印圧を低くする。
- スクリーン選定の不適
- スクリーンを交換する。
モットリング(泳ぎ)
- インキの粘度が低い
- 粘度調整剤(増粘剤)を使用する。
- インキの乾燥が早い
- 遅乾溶剤を使用する。
- 印刷速度が早い
- インキが不適。インキを交換する。
トラッピング不良(重ね刷り)
- 下刷りインキの乾燥不足
- インキの乾燥をさらに行う。
- インキ自体の不良
- インキを交換する。
ブリード
- 重ね刷り
- ブリード防止剤を入れる。
活性炭を含んだインキで印刷する。
トラブルシューティング(印刷編)
汚れが発生する
- スキージが問題の場合
- スキージのエッジが不適正。スキージ圧が強すぎる。
- 版が問題の場合
- 版とワークのギャップ(オフコンタクト)が大きい。印刷パターンに比べ版が小さすぎる。
- スクリーンが問題の場合
- 紗張り時のテンションが低い。
- インクが問題の場合
- インクの撹拌不足。
にじみが発生する
- スキージが問題の場合
- スキージのエッジが不適正。スキージ圧が強すぎる。
- 版が問題の場合
- 版とワークのギャップ(オフコンタクト)が大きい。印刷パターンに比べ版が小さすぎる。
- スクリーンが問題の場合
- 紗張り時のテンションが低い。
- インクが問題の場合
- インクの撹拌不足。
印刷ができない部分がある
- スキージが問題の場合
- スキージのエッジが不適正。スキージが硬すぎる、スキージがしっかり固定されていない。
- 版が問題の場合
- 版とワークのギャップ(オフコンタクト)が大きい、印刷パターンに比べ版が小さすぎる。
- スクリーンが問題の場合
- 紗張り時のテンションが低い。
- インクが問題の場合
- インクの撹拌不足。
縦スジの模様が発生する
- スキージが問題の場合
- スキージのエッジが不適正。印刷速度が早すぎる。
- インクが問題の場合
- インクの撹拌不足。
印刷が二重になる所がある
- スキージが問題の場合
- スキージ圧が強すぎる。
- 版が問題の場合
- 版とワークのギャップ(オフコンタクト)が大きい。
- スクリーンが問題の場合
- 紗張り時のテンションが低い。
印刷が不鮮明になる
- スキージが問題の場合
- スキージ角度がつきすぎている(寝ている)。スキージ圧が強すぎる。
- スクリーンが問題の場合
- 紗張り時のテンションが低い。
印刷時にデザインに延びが発生する
- スキージが問題の場合
- スキージ圧が強すぎる。
- 版が問題の場合
- 版とワークのギャップ(オフコンタクト)が大きい。印刷デザインに比べ枠が小さすぎる。
- スクリーンが問題の場合
- 紗張り時のテンションが低い。スクリーンの種類の選定ミス。