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シルクスクリーン印刷の発達について

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印刷工場様から紗張りの張替えのご注文を頂き、新しいスクリーンに張替えた版
(版のサイズw900×h2600)

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データをご入稿頂ければ、新しいスクリーンに張替えた後、製版まで致します。

■弊社シルクスクリーン印刷事業部の想い

 

 

弊社所蔵の今から55年前に発行された、全154頁からなるその名も『シルクスクリーン印刷』というタイトルの文献によると、”シルクスクリーン印刷の起こりは、日本の友禅染めの型紙から来たというのが定説です。”と書かれております。

そして、その型紙の始まりは非常に古く、南太平洋のフィジー諸島の先住民がバナナの葉を切り抜いて型を作り、その型で樹皮の裏に模様を染め出したのが起源だという説があります。この説が本当かどうかはわかりませんが、とにかく大昔の人が考えた事は確かです。

ヨーロッパでは、18世紀頃から壁紙等の印刷に型紙が盛んに使用される様になりましたが、1905年にイギリスのサミュエル・シモン氏が日本の型紙から着想し、絹網を使う方法を考案して特許を得ました。これがシルクスクリーン印刷の始まりです。

 

このように時代を越え姿かたちを変えて現代のシルクスクリーン印刷に脈々と受け継がれる、型(版)ですが、弊社はシルクスクリーン印刷の”いのち”とも言える版を、紗張り・製版業務というカタチでこれからも次世代に繋げる為にそれらを大切に想いながら担って参ります。

 

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